「金八」からまた卒業歌の新定番

TBS・MBS系で放送中のドラマ「3年B組金八先生」(金曜、後10・00)の挿入歌で、シンガー・ソングライターの熊木杏里(23)が歌う「私をたどる物語」が卒業ソングとして大反響を呼び、4月6日に緊急シングルカットされることが26日、分かった。同曲がドラマの中で初めて流れた直後から、ドラマの公式ホームページへの書き込みや問い合わせが殺到。各地の小中学校では卒業式に歌う計画も出始めているという。
 「贈る言葉」といった卒業式の定番ソングを生んだ名シリーズの学園ドラマ「3年B組金八先生」から、また新たな卒業ソングが生まれる。
 シンガー・ソングライターの熊木杏里が歌う「私をたどる物語」。毎回ではないが、ドラマのラストシーンからエンドロールを含め約2分間流れる。
 昨年11月19日に放送された第15話で初めて使用され、大きな反響を呼んだ。ドラマ公式ホームページには感想や問い合わせが殺到。「卒業式で生徒が歌いたい」という小中学校の関係者の声も多数寄せられ、実際に式典で歌うための準備を進めている学校も出始めている。
 あまりの反響の大きさに、23日に発売した熊木のアルバム「無から出た錆」に、ボーナストラックとして同曲テレビバージョン(1コーラス)を収録。さらに、卒業シーズンが近づくにつれ反響が拡大していることから、4月6日にフルサイズバージョンのシングルとして緊急発売することが決まった。
 「私をたどる―」は、もともと同ドラマの主演・武田鉄矢が、放送開始前にドラマへの思いを詩にした作品。熊木に作曲を依頼し、熊木は完成したメロディーに自分の声で仮録音。それが武田や番組制作陣が気に入り、そのまま歌うことになったという。
 そんな金八先生の思い入れたっぷりのこの曲が、巣立ちの季節に全国各地で流れることになりそうだ。
(デイリースポーツ)

毎週金八を観てますが、あの曲は誰が歌ってるんだろう!?と前から気になってました。やっと謎が判明!こう見えても金八マニア(4シリーズからですが)です。