念願の3冠奪取!


小島聡が三冠新王者に輝いた。

 全日本プロレス「2005エキサイト・シリーズ」最終戦が16日、東京・代々木競技場第2体育館で行われた。メーンイベントでは小島聡が王者・川田利明ラリアット3連発で破り、悲願の初戴冠。試合後は20日の新日本プロレス両国国技館大会でWタイトルをかけて対戦するIWGP王者・天山広吉とリング上でやり合った。無敵のV10王者であった川田に握手を求められ、腰にベルトを巻いてもらった小島は感激のあまり号泣。直後に天山に「4日後にはそのベルトはなくなる」と挑発されて「おまえなんかに何が分かる」と激高しながらも、「元気な王者でありたい」と、小島時代を築くことを誓った。
 元祖“天才”武藤敬司と、新日本在籍時代の付き人である棚橋弘至の初一騎打ちは、師匠に軍配が上がった。04年10.9新日本両国大会でタッグ対決を行って以来の対戦となる両者は、互いの持てる得意技を連発。棚橋がドラゴン殺法フルコースで攻めれば、武藤も低空ドロップキック、ドラゴンスクリューからの足4の字固めという黄金連係を繰り出し、最後はムーンサルトプレスで勝利。「及第点だけどまだまだだね」と新時代を標榜する棚橋に格の違いを見せつけた。

 04年度MVP男・佐々木健介はデビュー19周年という節目の記念日に、全日本の期待の新生・諏訪間幸平と対戦。「試練の七番勝負」第3戦として向かってきた諏訪間に容しゃなくチョップ、キックを放ち、最後はラリアット4連発で粉砕。ジャパンプロの練習生時代に自分を育ててくれた全日本マットに、手厳しい洗礼という形で“恩返し”を果たした。

 TARUが率いるブードゥー・マーダーズに、04年末にドラゴンゲートを素行不良のために解雇された悪冠一色の“brother”YASSHIと近藤修司が合流した。第4試合の6人タッグ戦に私服姿のまま乱入してTAKAみちのく率いるRO&Dを急襲。ブルーシートやバットなどの凶器を用いて、最後は新メンバーのチャック・パルンボがリコを187で沈めると、リングを占拠して勝ち名乗り。5人にメンバーを増やしたTARUは、同じく5人で、現在、世界タッグアジアタッグ、世界ジュニアの3大タイトルを独占するRO&Dに全面対抗戦を要求。「全日本を制圧する」と乗っ取りを宣言した。


やりましたね、コジ!なんとなく川田は今回負けるのでは!?と予想してましたがやっぱりですか・・・なにげに次の展開も読めてきたぞ!! 悪冠一色のおふたりが全日マットですか。久々に全日観戦したくなりましたよ。